2012年01月27日

ノキア利益は前年比73%減、iPhoneとの競争に勝てず

アップルの一人勝ちです

 フィンランドの携帯電話機大手ノキア<NOK1V.HE>が26日発表した第4・四半期決算は、非国際会計基準(IFRS)ベースの1株当たり利益が前年同期比73%減の0.06ユーロとなった。米アップル<AAPL.O>の「アイフォーン(iPhone)」との競争に勝てなかった。

【特集】モバイル端末
ただ、市場予想の0.04ユーロは上回った。

ノキアは前年2月に、iPhoneや米グーグル<GOOG.O>の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した端末に攻勢をかけるため、米マイクロソフト<MSFT.O>のスマートフォン(多機能携帯電話)向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・フォン」を搭載した端末を投入。しかし、特にiPhoneとの競争が厳しく、牙城は崩せなかった。

ノキアは1月下旬までのウィンドウズ・フォンの販売台数が100万台を超えたと発表。これに対し、アップルの第1・四半期(10─12月)のiPhoneの販売台数は3700万台に達している。

調査会社オブムのアナリスト、ニック・ディロン氏は、ノキアのウィンドウズ・フォンの出荷は「予想を超えた」としながらも、「アップルやグーグルを脅かすものではない」と述べた。

ノキアの第4・四半期のスマートフォン全体の販売台数は前年比31%減の1960万台となり、予想とほぼ一致した。

国際会計基準(IFRS)ベースでは、11億ユーロのデジタルマッピング関連事業の評価損が重しとなり、1株当たり0.29ユーロの損失を計上した。

ノキアは2011年の配当を1株当たり0.20ユーロとすると発表。若干予想を上回った。

決算発表を受け、ノキアの株価は一時5.5%上昇した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120127-00000019-reut-bus_all
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2011年12月22日

ドコモが接続サービス障害で会見 10万人被害の可能性、スマホ特有の輻輳一因

この不具合はマズイですね

 NTTドコモは21日、スマートフォン(高機能携帯電話)のネット接続サービスで起きたメールアドレスが他人のものと置き換わってしまう障害について、最大約10万人に影響が出た可能性があると発表した。

[写真で見る]長い爪でもキー操作 “ガラケー型”スマホ、女性に人気

 同社は、インターネット接続サービス「spモード」で、20日にアドレスが他人のものに置き換わるなどのトラブルが発生してサービスを停止した。

 21日会見した辻村清行副社長は、スマートフォン特有の常時接続機能による輻輳(ふくそう)(通信の集中で接続できない状態)が障害原因の一つと説明した。

 説明によると、20日午後12時22分に関西地区の中継伝送路の中断によってspモードのユーザー管理サーバーに輻輳が発生。午後6時ごろには障害はほぼ復旧したが、原因究明のためspモードのサービスメニューのうち電話帳バックアップや位置情報、設定変更など約20件を停止した。

 20日午後に発生した障害は、メールの送信者名が別人のアドレスに置き換わり返信すると他人に送信されたり、自分のアドレスを確認すると別人名になり、第三者へのアドレス流出の可能性があった。同社によると、電源をいったん切って再起動すると正常稼働するという。

 同社の調査によると、障害が発生した可能性のある利用者は約10万人。「今後ログデータ(接続記録)を分析して1週間ぐらいで被害者を特定したい」(辻村副社長)考え。また、「22日午前中までは、念のため再起動してから使っていただきたい」(同)としている。

 再発防止策については、ユーザー管理サーバーの処理能力を増強するほか、2〜3カ月かけてアドレス送出関連の処理手順を変更するなど総合的な見直しに取り組むとしている。

 ユーザー管理サーバーは8月にも不具合が発生し、処理能力の確認などを実施しているが問題が発見できなかったことについて「なぜ確認できなかったか原因を解明したい」としている。

 spモードはドコモが同社のスマホ利用者向けに2010年9月から提供しているインターネット接続サービス。契約者数は約670万人。

 ドコモは11日に音声通話がつながりにくくなる障害が、12日に情報提供サービスが使えなくなる障害が発生している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111221-00000516-san-bus_all
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2011年12月12日

国産スマホがiPhoneに反撃 ついに首位交代

とうとうiPhoneの牙城が崩れました。

 海外メーカーの端末が上位で目立っている最近の携帯販売ランキング。しかし、今回は日本メーカーの端末がその空気に“待った”をかけた。

 携帯販売ランキングのキャリア総合では、7週連続で続いていた「iPhone 4S」のトップがついに崩れた。今回首位に躍り出たのは、初登場のNTTドコモ端末「AQUOS PHONE SH-01D」だ。同モデルはシャープが開発を担当し、withシリーズの中でも充実した機能・性能を持っている。まずは最高の位置からのスタートとなったが、次回の順位がどうなるかにも注目したい。

携帯販売ランキング表:(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1112/09/news085.html

 iPhone 4Sはトップの座こそ譲ったものの、トップ10に5モデルがランクインし、まだまだ人気がある。さらに、発売して間もないドコモの「GALAXY S II LTE SC-03D」や「ARROWS Kiss F-03D」も、それぞれ1ランクダウンはしたもののトップ10に入っている。また、発売を一時停止していた「REGZA Phone T-01D」も、販売再開を受けてトップ10に浮上してきた。

 ドコモのランキングは、初登場の「AQUOS PHONE SH-01D」が首位を獲得し、前回1位の「GALAXY S II LTE SC-03D」は2位となった。

 初登場モデルとしては、「GALAXY NEXUS SC-04D」が9位に入っている。Android 4.0をいち早く搭載した端末として注目を集めたモデルだが、同じSamsung電子製のGALAXY S II LTEほどの勢いはない。次回の順位はどうなるだろう。

 auのランキングではWiMAXと3Gに対応したスマートフォンの新モデル「DIGNO ISW11K」が初登場で6位を獲得した。また、夏モデルの「INFOBAR A01」が今回は10位から8位に浮上している。

 ソフトバンクモバイルのランキングは、「iPhone 4S」の16Gバイトモデルが2位にランクダウンし、32Gバイトモデルが首位となった。トップ10圏外からは「かんたん携帯 008SH」が9位に入っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111212-00000007-zdn_m-mobi
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2011年11月22日

三菱自動車がスズキにOEM供給へ 商用軽のEV

競争が激化しそうです

 三菱自動車が、近く発売する軽自動車をベースにした商用電気自動車(EV)を、スズキにOEM(相手先ブランドによる生産)供給することで調整していることが22日、わかった。すでに日産自動車にも同車をOEM供給することで合意しており、販売ルートを広げることで、早期の投資回収に乗り出す。

 今回、供給するのは、「MINICAB−MiEV(ミニキャブ・ミーブ)。近距離の宅配などの物流事業向けに販売する方針だ。

 三菱自は今年3月、スズキから小型ワゴン車「ソリオ」をOEM調達し、「デリカD:2」として販売。商品群で不足している部分を補っており、販売も好調で、関係は良好だ。スズキも2013年には、プラグインハイブリッド車(PHV)を投入する計画だが、軽商用EVの開発は行っておらず、OEMによる調達が有利と判断した。

 ただ、三菱自の販売店からは、反発が相次ぎそうだ。9月に三菱自がミニキャブ・ミーブを日産にOEM供給することで合意した際にも、このジャンルで唯一の車両となり、競争力は高いにもかかわらず、他社にも提供することへの批判が相次いだ。特に軽自動車分野では、スズキは競合となることから、ミニキャブ・ミーブのOEM供給には、販売店からは、さらに強い批判も予想される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111122-00000510-san-bus_all
posted by ナノ at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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